それでは今回は債務整理の手続きについて詳しく説明してあげるね。
借金まみれで泥沼…辛い生活に終止符を打つには債務整理がお勧め
債務整理とは、法的に借金の減額や免除ができる国も認めた借金問題を解決するための手続きです。
債務整理を行えば大抵の借金問題は解決可能で、毎年10万人以上が債務整理を利用して借金問題から開放されています。
現在以下のような状況に該当する人は、これ以上事態が深刻化してしまう前に債務整理を検討してみましょう。
- 債務整理を検討するべき状況
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- 滞納や延滞を繰り返してしまう
- 返済の見通しが立たない
- 借金返済のために、別会社から借り入れをしてしまう
債務整理の種類と特徴
債務整理の手続きには、「任意整理」「個人再生」「自己破産」の3つの手続きがあります。それぞれの手続きについて詳しく見ていきましょう。
任意整理
任意整理とは、貸金業者との直接交渉によって、借金の利息や遅延損害金(延滞してしまったことに対する賠償金)を免除してもらい、残った借金を3~5年の分割払いで返済していく手続きです。
裁判所を介す必要がないため、手続きも簡単で比較的短期間(2~6ヶ月程度)での解決が見込めるため、債務整理の中でも利用者が最も多い手続きです。
- 任意整理の特徴
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- 家族や勤務先に知られるリスクが少ない
- 裁判所を介さないため手続きが簡単
- 手続き後に返済するお金は全て元本に充てられるようになる
任意整理は、個人再生や自己破産とは異なり手続きをする本人以外の書類を必要としないため、同居する家族や勤務先に知られてしまう心配がありません。
また、手続きが成功すれば残った借金は元本だけになり、返せば返すほどみるみるうちに借金が減っていきますので、返しても返しても借金が減らない状況からは確実に抜け出せます。
個人再生
個人再生は、裁判所に申し立てをして、住宅を含む財産を残したまま法的に借金を減額してもらう手続きです。
- 個人再生の特徴
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- 借金を5分の1程度まで減額できる
- 住宅を手放さずに済む
- 借金の理由を問われない
個人再生をすると、ほとんどの人が今ある借金を1/5程度にまで大幅に減額できます。
また、自己破産とは違って、一定の条件を満たせば住宅を手放さずに済みますし、借金をした理由が浪費やギャンブルなどであっても手続きができます。
自己破産
自己破産は、借金を返済することが不可能であることを裁判所に認めてもらい、全ての借金の返済義務を免責(返済義務をなくしてもらう)してもらう手続きのことです。
- 自己破産の特徴
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- 借金がゼロになる
- 無職や生活保護者でも手続き可能
自己破産の魅力は、何と言っても全ての借金返済から開放されることです。法的に借金をゼロにしてもらい、新たな人生をスタートさせることができます。
しかし、借金が帳消しになる代わりにデメリットやリスクも大きいため、任意整理や自己破産では解決できない場合の最終手段とも言える手続きとなります。
債務整理のメリットとデメリット
各手続きごとにメリットとデメリットに違いはありますが、すべての手続きに共通するものは概ね以下の通りです。
債務整理のメリットとデメリット
メリット | デメリット | |
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どの手続きが適しているかは収入や借り入れ状況によって異なってきますので、まずは弁護士に無料相談をして自分に適した解決方法をアドバイスしてもらうことをお勧めします。
債務整理以外の対処法
これまでお伝えしてきたように、借金問題を解決する手段はいくつかありますが、「どうしても債務整理はしたくない!」と思う方もいらっしゃいます。
そういった方向けに、債務整理以外で解決できる可能性があるものをご紹介していきます。
生活費の見直し
日々生活している中での余分な出費を控えることを最優先するべきです。生活費を見直しながら節約し、浮いたお金で返済に充てることを意識しましょう。
- 生活費を見直す3つのポイント
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- 外食は控えて自炊中心の生活を送る
- 携帯は格安SIMを利用
- 電子マネー等やキャッシュレスを効率的に使った「ポイ活」
外食は控えて自炊中心の生活を送る
外食中心の生活をしていると食費がかさんでしまいますので、なるべくスーパーで食材を購入して自炊を心掛けましょう。健康面も食費にも優しいので一石二鳥です。
携帯は格安SIMを利用
大手3大キャリアではなく格安SIMを利用し固定費削減する方法です。
最大8,000円程度カットできたという方もいるくらいなので、固定費を見直すのならば携帯料金の改善は必須です。
電子マネー等やキャッシュレスを効率的に使った「ポイ活」
その名の通り、ポイントを上手に貯めてお得に買い物をすることで生活費の節約に繋がります。
最近では「paypay」や「LINEpay」などキャッシュレス文化にもなってきていて、普段の生活において欠かせないものになってきています。時代の流れから、お得に買い物をすることで支出を抑えることができます。
おまとめローンの活用
複数の借り入れをひとつにまとめることを「おまとめローン」といいます。
毎月バラバラに返済していたものが1回で済むので返済管理が楽になりますし、支払い期間を長くすることによって毎月の返済額を少なくすることができます。
しかし、その反面、返済期間が長くなることによって支払う利息が増え、結果的に返済総額が増えてしまうこともあるので注意が必要です。
おまとめローンのメリットとデメリット
メリット | デメリット | |
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毎月の返済負担を軽減することができるので、一つの選択肢として知識を蓄えとくと良いでしょう。
収入を上げる
最近は副業解禁している会社が増えてきているので、本業以外に収入を得ることも大事です。
現代はネット上のクラウドソーシングで片手間に副業をこなすことができるので、収入アップに繋がってきます。
再現性が高いものとして代表的なものはこちらになります。
再現性の高い副業
- web制作関連(プログラミング)
- webデザイン
- 記事制作(ライティング)
- 動画編集
- データ入力
- 翻訳 など
働く場所と時間を自分の裁量でコントロールできるので、無理なくやれできます。
自分のスキルアップにも繋がってくるので、経験次第ではより専門性の高い仕事を行えたりさらに選択肢が増えてきます。
借金まみれになる人に共通する特徴
借金問題に苦しんでいる人たちにはどのような特徴があるのでしょうか。その代表的な例を見ていきましょう。
消費家
とにかく欲求を抑えることができずに消費してしまう癖がある人です。
欲しいものややりたいことができた際に、後先考えずに借金をしてでも自分の欲求を実現させようとしてしまいます。
ストレス発散目的で「衝動買い」をしてしまっている方も少なくありませんので、心当たりのある人は注意をしましょう。
意志が弱い人
借金をする人の意志の弱さには「借りてはいけないと思っていても借りてしまう」という特徴があります。
安易にお金を借りてしまうと、後々問題になる可能性があることがわかっていても借金を繰り返してしまいます。
どうしても借り入れを繰り返してしまう人は、キャッシング用のカードを処分するなどして、強制的にお金を借りられない環境を作り出すことも大切です。
見栄を張る人
人間、誰しもが人には良いように見られたいと思うものですが、度が過ぎてしまうとこれも借金を抱えてしまう要因のひとつになってしまいます。
「ブランド物や良い車を購入して良いように見られたい」「食事を奢る」など無理を重ねていくうちに、借金まみれになってしまうのです。
借金をしてまで見栄を張ることは危険ですので、身分相応を心掛けるようにしましょう。
ギャンブル癖がある
賭け事にハマってしまうのは良くありません。
依存症になると精神的に歯止めが効かなくなり、お金を借りてまでギャンブルに興じてしまい、膨大な借金を抱えてしまう人も珍しくありません。
ギャンブルが原因で借金を抱えてしまった人は、専門医のカウンセリングを受けるなどして、ギャンブル依存から抜け出すことが何より大切です。
借金まみれの辛い状況を放置しておくのは危険!
借金まみれの辛いを状況を放っておくのは大きなリスクを伴う行為となります。少しでも借金の返済が苦しいと感じているのであれば、早急に対処するようにしましょう。
日に日に増えていく借金
返済が苦しくなって滞納をしてしまうと遅延損害金が発生します。
遅延損害金とは、返済を滞納してしまったことによる賠償金のようなもので滞納開始日から毎日加算されていきます。
<遅延滞納金の計算式>
返済額(元金) × 遅延損害金利率 ÷ 365(日) × 延滞日数
遅延損害金利率はほとんどの貸金業者が上限いっぱいの20%に設定しています。
例えば残りの返済総額が100万円で、返済を30日滞納した場合の遅延損害金は「100×20%÷365×30=16,438円」になります。
たったの30日滞納しただけで約16,500円も余計に支払わなくてはいけないのです。
遅延損害金が原因で返済不能になってしまう人も少なくありませんので、決して軽視することはできません。
裁判にかけられて強制執行になる
法的に債務者の財産を差し押さえて、未払い金を回収することを「強制執行」と言います。
各金融機関によって異なりますが、一定期間返済を滞納すると裁判を起こされて強制執行が行われます。
- 返済の滞納から強制執行までの流れ
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- 電話で督促を受ける
- 郵便で督促状が届く
- 内容証明郵便にて一括返済請求が届く
- 裁判が起こされ強制執行になる
自分の所有する財産(預貯金、不動産、車、貴金属等)が強制執行の対象となり、給料を差し押さえられてしまう可能性もあります。
給与の差し押さえとなれば当然勤務先にも連絡がいくことになりますので、会社に居づらくなって退職を余儀なくされてしまったケースもあります。
弁護士に相談するだけで状況が一変することも
借金問題のことは人に言いづらく一人で抱え込みやすいものです。
誰にも相談できずに一人で悩んでいると、精神的にも追い詰められて「自ら人生の幕をおろす」といった最悪の選択してしまう人も少なくありません。
ただ、前述の通り、債務整理であれば大抵の借金問題は解決することができます。一人で判断して諦めてしまう前に、借金問題の専門家である弁護士に相談をしてみるべきです。
たった一度弁護士に無料相談をしただけで、長年苦しめられた借金問題が一気に解決に向かうケースは本当に多いのです。
借金問題の解決で何より大切なことは専門家への早期相談・早期解決です。
これ以上借金が膨れ上がって解決が困難になってしまう前に、まずは弁護士に無料相談するところから解決への一歩を踏み出してみましょう!
たくさんの人が無料減額診断で解決への第一歩を踏み出しています
借金問題に毎日悩まされ、なんとか解決したいけど誰にも相談できない…そのような人には、弁護士による借金の無料減額診断をお勧めしています。
無料減額診断では、借入れ状況やお住まいの地域等から、あなたに最適な借金の解決方法をアドバイスしてくれます。
実際に多くの方が弁護士に無料診断をしてもらうことにより、借金問題から解放されています。
そしてほとんどの方が声をそろえて言うのが、「こんなに簡単に解決できるのなら、もっと早く相談しておけば良かった」という事です。
借金問題は悩んでいる間にも利息や延滞金が増え続け、どんどん状況が深刻化していきます。
まずは匿名で自分の状況を診断してもらい、1日も早く解決へ向けた第一歩を踏み出す事をお勧めします。