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任意整理をすると海外旅行に行けなくなるの?パスポート取得は?

任意整理すると海外旅行に行けなくなる?パスポート取得は?
自己破産をすると海外旅行に行けなくなるって噂を聞いたけど、任意整理の場合はどうなの?
自己破産と任意整理、どちらも海外旅行には行けるよ。
そうなんだ!自己破産は絶対に無理だと思ってた。
自己破産すると海外旅行ができないっていうのは都市伝説だね(笑)

たしかに破産手続き中の数ヶ月間だけ渡航が制限されるけど、裁判所の許可が下りれば手続き中でも海外旅行には行けるからね。

なるほどね!それじゃパスポートの取得もできるの?
もちろんできるよ。

それじゃ今回は、多くの人が誤解していそうな任意整理と海外旅行について解説していくね。

任意整理をしても海外旅行には行ける

任意整理をしても海外旅行に行けます

任意整理をすると海外旅行にすら行けなくなってしまうと勘違いされる人もいますが、実際にそのようなことはなく、任意整理をしても海外旅行には行けるのです。

これは任意整理に限らず債務整理全般に言えることで、たとえ自己破産をしたとしても海外旅行に行けなくなることはありません。

たしかに任意整理をすれば、信用情報に事故情報が登録され、いわゆる「ブラックリストに載った」状態となるので、ローンの申し込みなどは審査落ちする可能性が高くなります。

しかし、パスポートの発行においてはブラックリストが影響することはなく、海外への行き来も自由にできるのです。

 

パスポート取得と信用情報は無関係

ブラックリストに載ってもパスポートが取得できる理由は、簡単に言えば「パスポート発行と信用情報は無関係」だからです。

パスポートの発行については、旅券法という法律に詳細が規定されており、そこには下記のような事項に該当した場合のみ、パスポートの発行を禁止・制限すると定められています。

旅券法第13条:一般旅券の発給等の制限

  • 渡航先の国の法律により入国できないと分かっている者
  • 死刑、無期懲役、2年以上の懲役の罪で逮捕状等が出ている者
  • 禁固刑以上の罪が課せられ、執行中の者
  • 旅券法違反で刑に処せられたことがある者
  • パスポートを偽造し刑に処せられた事がある者
  • 外務大臣が日本の利益や公安を害すると判断した者

こちらを見ればお分かりかと思いますが、犯罪による逮捕歴など、よほど特別な事情がない限りパスポートは発行してもらえるのです。

ですので、任意整理をしても全く問題はありませんし、そもそも信用情報の確認自体、銀行や貸金業者などの金融機関でなければできないことになっているのです。

 

ブラックリストに渡航の制限はない

ブラックリストに載った人の渡航を制限する制度・法律などは存在しません。

一般的にブラックリストと言えば、様々なペナルティを課せられてしまい、自由に行動ができなくなるといったイメージが強いかと思います。

しかし、実際のところブラックリストに載ったことによって行動が制限されてしまうことはほとんどなく、あるとすれば自己破産の一部のケースだけです。

行動が制限されるのは自己破産だけ

自己破産とは、裁判所に破産申立書を提出して、すべての借金の支払い義務をなくしてもらう手続きのことですが、自己破産には「同時廃止」と「管財事件」の2つの種類があります。

同時廃止は、財産がほとんど残っていない人に適用され、破産申請した人のほとんどがこちらに該当します。

一方、管財事件はある程度処分できる財産が残っていて、それを債権者に分配できそうな人に適用されます。

この2種類のうち、行動が制限されるのは少数派の管財事件だけで、手続き期間中は居住地を離れることができなくなりますが、裁判所の許可があれば引越しも海外旅行も可能です。

他の債務整理においても、引越しができなくなるといった話をよく耳にしますが、実際には賃貸住宅の審査に通らないことが稀にある程度で、ほとんどの場合は問題なく引越しもできるのです。

債務整理の手続き別一覧

海外渡航 パスポート取得
任意整理
過払い金請求
個人再生
自己破産 △(破産手続き中は制限あり)

 

任意整理と海外旅行、注意したい3つのポイント

任意整理と海外旅行、注意したい3つのポイント

任意整理の場合、手続き中や返済中であっても海外旅行に自由に行けますが、そのことによるリスクも考えなければいけません。

また、借金の返済が全て終わっていても、ブラックリスト状態で海外に行くことは何かと注意が必要になります。

任意整理と海外旅行について、注意しておきたいポイントをまとめてみました。

 

借金の返済中は支払いを滞納しない

返済期間中の場合、毎月の支払いを滞納せずにしっかりと行ってさえいれば、貸金業者や担当弁護士などから文句を言われることもなく、自由に海外旅行に行けるでしょう。

ただし、海外旅行に行くことによって返済を滞納してしまう可能性があるときは注意が必要です。

任意整理の場合、毎月の返済が2回以上遅れてしまうと、貸金業者には一括請求権というものが発生して、残った借金を一括で支払うよう命じられる可能性があります。

さらに、支払いが遅れると弁護士や司法書士が代理人を辞退してしまうケースもあるので、毎月の返済に支障が出るようなときは、絶対に海外旅行へ行くべきではありません。

返済中に海外旅行へ行く際は、なるべく早い段階から弁護士等の代理人に相談をして、無理のない計画的な旅となるようにしましょう。

 

任意整理の手続き中は慎重な判断を

手続き期間中でも海外旅行には行けますが、くれぐれも慎重な判断を心掛けましょう。

そもそも返済が苦しくて借金の減額をお願いしているのに、まとまったお金が必要になる海外旅行に行くとなれば、必死に減額交渉をしてくれている担当弁護士の心証は決して良くはないでしょう。

また、海外旅行に行くことを貸金業者に知られてしまえば、当然「旅行に行くお金があるのなら返済に充てろ」という話になり、和解交渉が決裂する可能性は一気に高まるでしょう。

勤務先の社員旅行や親族の結婚式など、やむを得ない事情がない限り、手続き期間中の旅行は控えた方が賢明と言えます。

 

旅行中はクレジットカードが使えない

任意整理をするとブラックリストに載ってしまうため、クレジットカードの契約ができなくなってしまいます。

また、すでに契約をしているクレジットカードも解約や利用停止となるものがほとんどなので、実質、海外旅行でクレジットカードが利用できなくなります。

海外でクレジットカードが使えれば、多額の現金を持ち歩ずに済むので盗難や紛失のリスクが軽減されますし、現地の通貨に両替することなく買い物もできるので、何かと便利なものです。

また、最近ではカード以外では支払いができないお店も増えてきましたし、タクシーやホテルもクレジットカードがなければ利用できないことが珍しくありません。

そのため、クレジットカードが使えないブラックリスト中の人は、その代わりとなる物を用意してから海外旅行に行った方がよいでしょう。

ブラックリスト中の海外旅行はデビットカードがオススメ

そこで管理人がオススメするのが、デビットカードです。

デビットカードとは、カードを利用すると即座に銀行口座から引き落としとなる即時決済型のカードのことです。

クレジットカード同様、VISAやJCBなどの国際ブランドのマークがあるお店で使用でき、カードを発行する際の審査もはなく、ブラックリスト中の人でも持つことができます

ただし、飛行機内や高速道路、タクシーなどでは使えないこともありますので、多少の現金は持ち歩くことをオススメします。

また、口座に残高がなければカードでの支払いはできないので、海外旅行前には忘れずに残高を確認しておきましょう。

 

よくある質問

よくある質問

任意整理と海外旅行に関するよくある質問をまとめましたので参考にしてください。

 

任意整理をしたら海外旅行保険には入れないの?

加入できます。

一般的に、保険に加入する際は保険会社に対して健康状態や病歴、職業などについて報告をする義務があり、保険会社はその内容を審査のうえ、契約の可否を判断しています。

海外旅行保険も同様で、加入時に保険会社からのいくつかの質問に答えなければいけませんが、その質問に信用情報に関わるものは含まれていません

海外旅行保険は旅行期間中だけを保証する掛け捨てタイプの保険であることから、他の生命保険や傷害保険などに比べると審査が通りやすく、インターネットや空港ロビーにある保険ショップなどで出発当日に加入できる商品も数多くあります。

保険加入の際、保険会社から聞かれる質問事項には以下のようなものが多く見受けられます。こちらに該当するものがなければ、ブラックリスト中であっても加入できる可能性が高いでしょう。

【海外旅行保険】加入時の質問事項

  • 現在、ケガや病気で医師の治療を受けているなど、健康上の異常がありますか?
  • 現在、日本国外に在住していますか?
  • 現在、日本国外からアクセスしていますか?
  • 現在、日本から出国されていますか?
  • ご旅行中に危険な職業に従事しますか?
  • 旅行先で危険なスポーツをしますか?
  • 他の同種の保険契約等に加入していますか?加入している場合、今回の契約を含めその死亡保険金額の合計が5,000万円を超えていますか?
  • 過去3年間に同種の保険契約の携行品損害保険金を3回以上請求または受領したことがありますか?

 

任意整理をしてもビザの取得はできるの?

取得できます。

ビザにも観光・就労・留学など様々な種類の物がありますが、ビザ申請時に信用情報や借金などに関することを問われることはありません。

ただし、国やビザの種類によっては、滞在中に必要となる生活費をまかなう十分な資金を持っている証明として、給与明細や通帳などのコピーを求められることがあるので、その点は念頭に置いておきましょう。

 

任意整理と海外旅行のまとめ

今回は任意整理をした場合、海外旅行に行けるのか?パスポートを取得できるのか?といった点に関してまとめてみました。

本記事のポイント
  • 任意整理をしても海外旅行へ行ける
  • ブラックリストでもパスポートを取得できる
  • ブラックリストでも渡航を制限されない

借金が減額されて経済的にも精神的にも余裕が出てきたら、たまには気晴らしに海外旅行にでも行きたくなりますよね。

しかし、過去に任意整理をした、今でもブラックリストに載っている、といったことが頭をよぎり、結局は諦めてしまう人もいることでしょう。

ですが、今回の記事でご説明した通り、任意整理をしてもパスポートは取得できますし、海外旅行にも問題なく行けるのです。

ただ、借金完済前の人は貸金業者との和解交渉決裂や借金の一括返済請求といったリスクもあるので、その点は気をつけたいところですね。

一番安全なのは借金完済までは海外旅行を控えることですが、時にはやむを得ない事情で外国へ行くこともあるかもしれません。

その際は決して自分ひとりで事を進めずに、事前に担当弁護士等に正直に話をして、問題ないと太鼓判を押して貰ったうえで気持ちよく旅立ちたいものですね!

任意整理で借金問題から開放されませんか?

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