本記事では、借金がある人が必ずとる行動パターンについて詳しく解説していきます。
また、借金がある人との結婚や借金をやめられない場合の対処法といった点についても解説していきますので、是非とも最後までお読みください。
借金がある人が必ずとる行動パターン・特徴
借金がある人にはいくつかの共通した行動パターンがあります。それぞれ違う人間なのに「借金という共通項」があるだけで同じような行動をとっているのです。
いま現在借金を抱えていて、以下の特徴に心当たりのある人は注意が必要です。
- 借金がある人の行動パターンや特徴
-
- 財布にあるお金はすべて使い切る
- 借入限度額を貯金だと錯覚する
- 嘘をつく
- 自分を良く見せようとして見栄を張る
- 自分自身を正当化する
- ストレス発散のために浪費する
- 欲しい物があると我慢できない
- キャバクラ、ホストクラブ、風俗通いがやめられない
- ギャンブル好き
- 職を転々とする
- 真面目すぎる
財布にあるお金はすべて使い切る
借金がある人は計画的にお金を使うことが苦手です。
後先のことはあまり考えず、財布の中にあるお金は「全部自由に使っていいお金」と判断して、ある分だけすべて使ってしまう傾向にあります。
また、計画性の乏しさから、お金を貯めて何かを成し遂げるという発想を持たないため、「お金を貯めても無駄」「お金は使うためにある」といった思考に陥って無駄遣いをしてしまうのです。
借入限度額を貯金だと錯覚する
日常的にお金の借り入れをしている人は、借入限度額が「自由に使える自分の貯金残高」だと錯覚してしまうことがあります。
「お金を借りるということは負債を背負うこと」という意識が薄れてしまい、 限度額いっぱいになるまでお金を借りてしまうのです。
嘘をつく
借金を繰り返す人は、返済を迫られたり、お金を借りようとする時に嘘をつくことがあります。
「親戚に不幸があった」「財布を落としてしまった」「 携帯を止められてしまった」など、平気でわかりやすい嘘をついて自分の望みを叶えようとします。
返せるあてなど全くないのに、「必ず返すから」と言ってお金を借りることにも抵抗を感じなくなってしまうのです。
自分を良く見せようとして見栄を張る
借金をする人は、 できるだけ自分をよく見せようとして見栄を張ってしまう傾向にあります 。
会社の同僚などと飲みに行っても「自分が奢るから」と言って良い格好をしてみたり、 洋服や車なども身の丈にあっていない高級なものを手に入れようとします。
自分を良く見せたいと思うがあまり、借金をしてでも見栄を張ってしまうのです。
自分自身を正当化する
借金癖がある人は、何かと理由をつけてお金を借りようとします。「次のボーナスで返せば大丈夫」「自分へのご褒美」「 まだ限度額に達してないから平気」 などと自分自身を正当化して現実を直視しようとしません。
どんなことも自分に都合の良い理由付けをして借金を増やしていってしまうのです。
ストレス発散のために浪費する
借金をする人は、浪費によってストレスを解消する傾向にあります。
お金を使うことによって精神的に満たされたという気持ちになり、その満足感を得るために浪費を繰り返し、その浪費が借金の原因となっていってしまうのです。
欲しい物があると我慢できない
欲しいものがあったとしても、お金に余裕がなければ買うのを諦めたり、貯金が貯まるまで我慢する人がほとんどでしょう。
しかし、 借金をする人の中には、欲しいものや気になるものがあれば、ローンを組んででも買ってしまう人が少なくありません。
高額な物であっても「ローンが組める=自分に支払い能力がある」と過信して、ためらいなくローンを組んでしまうのです。
キャバクラ、ホストクラブ、風俗通いがやめられない
借金をする人には、異性関係にだらしないという特徴も見受けられます。
色々なタイプの異性と付き合いたいという欲求から、キャバクラ、ホストクラブ、風俗通いなどにハマってしまい、そのことが原因で借金地獄に陥ってしまう人も多いのです。
ギャンブル好き
パチンコや競馬などのギャンブルは常習性が高く、一度ハマるとなかなか抜け出せないものです。
勝ったとしても、さらに儲けを増やそうとしてお金をつぎ込み、負けたら負けたでその分を取り戻そうとさらにお金をつぎ込んでしまいます。
こうして勝ち負けを繰り返すうちに金銭感覚が麻痺してしまい、 軍資金が足りなくなると借金をしてでもギャンブルに興じてしまうのです。
職を転々とする
先ほども触れたように、借金のある人には計画性に乏しいという特徴があります。
そのため、将来のビジョンが不明確であることが多く、一つの仕事でキャリアアップしていくという意識がありません。
仕事で辛いことがあったり、職場の人間関係が悪化したりするとすぐに転職をしてしまうのです。
真面目すぎる
真面目なのはいいことですが、その真面目さから多額の借金を背負ってしまうことがあります。
お金は借りたら返すのが当たり前ですが、真面目なあまりその意識が強すぎ、返済が難しくなると他社からお金を借りてまで借金を返そうする人がいます。
ひとたび多重債務に陥ると雪だるま式に借金が膨れ上がってしまい、やがて首が回らなくなってしまうのです。
借金がある人との結婚は避けるべき?判断のポイント
この記事をご覧の方の中には、交際相手の借金問題でお悩みの方もいることでしょう。
借金を重ねる人とは別れるべきなのか、はたまた結婚も考えていいのか、その判断となるポイントを見ていきましょう。
- 借金がある人との交際・結婚を判断するポイント
-
- 借金問題と真摯に向き合っているか
- なぜ借金を作ってしまったのか
- 完済の目途は立っているか
- 返済を滞納していないか
借金問題と真摯に向き合っているか
まず、いま現在借金を抱えてしまっていることは仕方のないことですが、「今後はもう借入をしない」「真面目に借金を返していこう」という強い意思があるかどうかという点が判断の分かれ目になります。
借金に関して嘘偽りなく全てを正直に話している、そして今後は自分自身を変えたいという意思が伝わってくる、そのように感じたのであれば交際を続けてもいいかもしれません。
しかし、正直に打ち明けていない、何かを隠している、借金問題と真摯に向き合っていない、といった様子であるならば、残念ながら今後も借金を繰り返す可能性が高いと言えるょう。
なぜ借金を作ってしまったのか
また、どのような理由で借金を作ってしまったのかも、今後の交際を判断するうえで重要なポイントになります。
車や住宅ローンなどであれば一見問題なさそうに思えますが、自分の収入に見合っていない無理なローンを組んでいる場合は要注意です。今後も計画性のない買い物をして借金を重ねてしまう恐れがあります。
また、借金の理由がパチンコ、競馬、競艇といったギャンブルの場合は別れた方がいいかもしれません。借金を作ってまでギャンブルにのめり込むということは、ギャンブル依存症に陥ってる可能性があります。
ギャンブル依存症は立派な病気なのです。あなたがいくら止めたとしても、今後もギャンブルにお金を使い続けてしまう可能性が高いでしょう。
完済の目途は立っているか
今ある借金を完済する目処が立っているかどうかも、重要なポイントになります。
「毎月○万円ずつ返済をして、○年○月までに完済をする」といったように、具体的な返済プランを持っている場合は交際を続けてもいいかもしれませんが、「なんとかなる」などと曖昧なことを言っているのなら、別れを考えた方がいいのかもしれません。
返済を滞納していないか
現時点で借金の返済が滞っており、それに対して強い問題意識を持っていないようなら早めに別れた方がいいでしょう。
返済の滞納を続けると、遅延損害金と利子によってどんどんと借金が膨れ上がっていってしまいます。このままでは返済が苦しくなる一方で、いずれ借金返済のために新たな借金をしてしまう恐れがあります。
多重債務に陥った人が生活を再建するのは大変難しいことなのです。
借金をやめられない場合の対処法
自分自身や周りの大切な人の借金癖を治したい場合、どのような方法が有効なのでしょうか。現実的な対処方法を見ていきましょう。
浪費癖を治す
借金を作ってしまう理由の代表格といえば、無駄遣い、つまり浪費です。この浪費をやめることこそが借金癖から抜け出す一番の近道です。
浪費癖を改善するために、以下のことを試してみると良いでしょう。
クレジットカードやキャッシュカードを持たない
クレジットカードやキャッシュカードはお金を使っている実感が薄れて、つい使いすぎてしまいます。カード類は一切持ち歩かず、必要な分だけの現金を財布に入れておくという習慣を身につけましょう。
家計簿をつける
家計簿をつけると収支を意識するようになり、無駄遣いを抑制する効果が期待できます。
毎日が無理なら一週間に一度でもいいので、自分がどのようなことにお金を使ったのか書き出すことから始めてみましょう。
将来のビジョンを持ち計画的にお金を使う
何度も触れているように、借金を重ねてしまう人は計画的に何かをするということが苦手です。そのため、お金もあればあるだけ使ってしまいます。
将来のビジョンをしっかりと持ち、人生設計に合わせて長期的にお金を貯めていくことが大切です。結果的にはそれが浪費を防ぐことにつながり、計画的な人生を歩んでいくことにもなるのです。
お金をかけずにストレスを発散する
浪費癖を持つ人には、飲みに行ったり、物を買うなど、お金を使ってストレスを解消するといった特徴が見られます。
スポーツで汗を流す、共通の趣味を持った人のサークルに参加するなど、お金のかからないストレス発散方法を見つけることが大切です。
カウンセリングを受ける
浪費癖が重症化して、自分一人の力では改善できそうにない場合は、専門家によるカウンセリング治療なども試してみましょう。
カウンセリングを受けることによって、借金をしてしまう根本的な原因に触れ、徐々に浪費癖が改善されることがあります。
借金問題は心の病とも言われるくらいなので、自分の意思ではコントロール出来ない場合は、精神科や心療内科に相談してみましょう。
解決できない借金問題は早急に対処するべき
借金依存から抜け出すことも大事ですが、いま現在借金問題に苦しんでいるのであれば、そちらも早急に対処する必要があります。
借金問題は放っておいても絶対に解決しません。時間とともに借金が膨れ上がり、どんどんと事態が深刻化していってしまいます。
対処が遅れれば遅れるほど解決方法も少なくなってしまいますので、返済が苦しいと少しでも感じているのであれば債務整理による解決をお勧めします。
借金に苦しむ人を救済する制度
債務整理とは、借金問題を苦しむ人を救済するための制度で、法的に借金の減額や免除をする手続きです。
債務整理の種類には以下の3つがありますが、最も多くの人が利用しているのは誰にもバレずに手続きができる「任意整理」です。
債務整理の種類と特徴
債務整理の種類 | 手続き内容 | |
---|---|---|
任意整理 | 貸金業者との交渉によって、借金の利息と遅延損害金を免除してもらいます。家族や勤務先にバレずに、最短2ヶ月程度で手続きが終了します。 | |
個人再生 | 裁判所を通していまある借金を5分の1程度にまで減額します。 | |
自己破産 | 裁判所を通してすべて借金を帳消しにしてもらいます。 |
個人再生と自己破産は、家族にバレる・財産を失うなどの大きなデメリットがありますが、任意整理にはそのようなデメリット・リスクはありません。
ただし、任意整理では借金の元本そのものを減らすことができないため、あまりに借金が大きくなり過ぎてしまうと、手続きをしても返済負担を減らすことが出来なくなってしまいます。
その場合、個人再生や自己破産を検討せざるを得なくなってしまいますので、これ以上借金が大きくなってしまう前に解決へ向けた行動を起こすことが大切になります。
債務整理をすれば新たな借金ができなくなる
また、債務整理のどの手続きを選択したとしても、手続き後5~10年は新たな借入れができなくなります。これは、債務整理をした事実が個人信用情報機関に登録され、いわゆるブラックリストに載った状態となるためです。
ブラックリストに載っている期間は、借金をしたくても審査落ちとなってしまうので、強制的に借金が出来ない環境を作り出すことができます。この間に、借金依存から抜け出す治療に専念するのもひとつの方法です。
まずは弁護士への無料相談から始めましょう
借金の返済が出来ず、今後に希望を持てない方・督促などでお困りの方は、まずは借金の専門家である弁護士に相談することから始めてみましょう。
弁護士に相談することによって、あなたに最適な解決方法を教えてもらえますし、正式に債務整理を依頼すれば最短その日のうちに督促が止まります。
決して一人で抱え込まず、借金問題に強い弁護士の力を借りて解決することをお勧めします。
たくさんの人が無料減額診断で解決への第一歩を踏み出しています
借金問題に毎日悩まされ、なんとか解決したいけど誰にも相談できない…そのような人には、弁護士による借金の無料減額診断をお勧めしています。
無料減額診断では、借入れ状況やお住まいの地域等から、あなたに最適な借金の解決方法をアドバイスしてくれます。
実際に多くの方が弁護士に無料診断をしてもらうことにより、借金問題から解放されています。
そしてほとんどの方が声をそろえて言うのが、「こんなに簡単に解決できるのなら、もっと早く相談しておけば良かった」という事です。
借金問題は悩んでいる間にも利息や延滞金が増え続け、どんどん状況が深刻化していきます。
まずは匿名で自分の状況を診断してもらい、1日も早く解決へ向けた第一歩を踏み出す事をお勧めします。